ソプラノ歌手 Makiko Karitani 

  • コロラトゥーラソプラノ 苅谷牧子

画家 Peter Davidson

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自然治癒能力を高めるオペラホリスティック®︎

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私たちが母親のお腹の中にいたとき、母親の羊水の伝える水の波紋の響きを脊髄で感じていたそうです。その波紋の響きは、身体の水分と共鳴し身体を温めることができるのだそうです。

オペラの発声は、自分の声を背骨や頭蓋骨にも響かせ、筋肉や内臓までも響かせる発声法です。

成人の身体の60%を超える割合が水分で構成されているそうですが、オペラの発声法で歌うと、その水分に反応しているかのように全身が音で包まれ、からだの内側から体温が上がってきます。響く声には倍音があり、その波動(波紋)エネルギーはとても大きいと言われていて、マイクなしでも遠くに響きを届かせることができます。
発声しているとき、「生きている音」を自分自身で発信し、皮膚センサーで感じ取るような感覚があります。
身体を楽器化して発声するオペラの発声法だからこそ、このような効果を得られるのです。

オペラの発声法で、からだが温まり血流も良くなり、ゆっくり汗をかくことでデトックス効果も期待でき、頭蓋骨にも心地よく響くのでストレス発散にもなり、歌うと体調のよくなる方が多いのです。

オペラホリスティック協会では、誰にでもできるオリジナルリズム腹式呼吸を行なったり、からだを柔らかく保ちながら全身に響かせる発声をわかりやすく指導させていただいております。 理事長 苅谷 牧子

【よく転ぶ人のためのオペラホリスティック®︎レッスン】

【よく転ぶ人のためのオペラホリスティック®︎レッスン】

◆よく転ぶという人の大きな原因...◆
・足を含む下半身の筋力が低下。
・股関節が固く、歩く時に足をひきずる形になると、ちょ

っとした段差などでも転びやすくなる。
・脳の血流が悪くなると、判断力が鈍ったり運動能力が衰えるといった症状が出るため、転びやすくなる。
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◆オペラホリスティック®︎による転倒予防!◆
オペラの発声法では、横隔膜の上下運動により息を吐き深く息を取り込みます。横隔膜が硬くなると深く息が取り込めなくなります。
歌うときには大腰筋(インナーマッスル)も使います。

大腰筋は背骨から大腿骨を結ぶ筋肉で、同じ背骨のところに横隔膜も付いています。オペラの発声をするときには、特に腰の後ろ側を下げるように支えると声が遠くまで飛んでいきます。このような運動をすることで、自然に横隔膜と連携している大腰筋の硬さも取れます。

足全体を動かす大腰筋が硬くなる(緊張状態になっている)と、思ったように足が動かずちょっとしたことで転んでしまいますので、オペラの発声による横隔膜と大腰筋のストレッチが効果的なのです。
また、発声により筋力アップすれば、足がしっかりと上がるようになるため、転びにくくなります。

それから、オペラの発声法では、声を支えるために骨盤底筋も非常に使います。骨盤底筋が鍛えられると身体の軸が安定します。

筋トレでは長く続かないという方でも、お腹から声を響かせる発声をすることは、ストレス発散にもなり脳も活性化します。オペラホリスティック®︎では発声をするときに、さまざまなイメージを広げるような脳のトレーニングもしますので、脳の血流も良くなります。

*OHC®︎プロフェッサー、OHC®︎発声アドバイザーの先生方によるレッスンのご予約を随時受け付けております。


舌ポジションと舌コントロールのレッスン

【舌ポジションと舌コントロールの大切さ】
オペラホリスティック®︎の生徒さん、かなり上級者になると、こんな凄い曲も練習しています。

ロッシーニ作曲「La Danza」
https://youtu.be/tGqE1v73V0M

口を開け歌うときは、舌根が上がらないように舌が盛り上がらないようにする必要があるあります。舌の動きをスムーズにし、様々な形に柔軟に変えられるように練習を行っていくと、自然と発声するときに喉を塞がない位置に移動してくれるようになります!

初心者の方でもできる、舌を柔らかく動かす簡単ヴォイストレーニングもレッスンで行なっています。

★以下 構成・原文/蓮見則子 より抜粋
参考まで★
舌ヂカラをUPする生活を!「舌ポジション」とは?
舌回しエクササイズが流行るなどしてどうやら舌は、小顔効果やシワ消し効果があるのかもしれないと気づいた私たち。でも、実際のところどうなの!? 舌にそんなパワーがあるの!? 舌に詳しい宝田歯科医院院長・宝田恭子先生に聞いてきました!
舌と姿勢と若さ、密接な関係を知っておきたい
「舌ヂカラが弱っている人は、口をポカーンと開けていることが多く、口呼吸になりやすいものなんです。人間は鼻呼吸でなくちゃいけないんですよ」

と話す宝田先生。健康のためには鼻呼吸が基本ですが、舌がきちんと機能し、正しい位置にあれば口を閉じやすく、自然と鼻呼吸になります。その正しい位置のことを「舌(ゼツ)ポジション」と呼ぶのだそうです。舌ポジションは、舌が上の前歯の裏に当たっている状態のこと。意外とこれができていない人が少なくありません。

「口呼吸では呼吸が浅くなってしまうし、菌が入りやすく病気がちになる。それに口を開けていると唾液が蒸発してしまい、舌も口の中も乾燥していいことがない。
また、口は閉じているけれど姿勢が悪い人、特に猫背の人はあごが前傾しやすく、『安静時空隙(くうげき/リラックス時に上下の歯に隙間がある状態)』が取れないんです。これではリラックスできないし、シワも深くなる傾向に。
姿勢の悪い人は顔の若さも体の若さも得られないということ。たかが舌、されど舌。私は歯科医ですが、これからも舌の大切さを伝えていきたいと思っています」

マイエイジ/アワエイジ世代は鼻呼吸しやすい「舌ポジション」を意識し、なおかつ姿勢もチェックする習慣を。それだけで、今後の舌ヂカラと若さに差がつきます!

「舌(ゼツ)ポジション」を意識したことがありますか?
特に何もせずリラックスして口を閉じているとき、上下の歯と歯の間に2~3㎜隙間があるのが正常な状態。この隙間を「安静時空隙(くうげき)」と呼びます。このとき舌は、上あごにピッタリつき、舌先は上の前歯の裏側に触れているのが正しい「舌ポジション」。

唇は閉じていても歯に隙間があり、舌は上の前歯の裏に

本来、人間は鼻呼吸が理想です。鼻で呼吸すればばい菌やウイルスが入ろうとしても、鼻毛がフィルターになり、90%はカットしてくれるもの。口呼吸では、ダイレクトに入ってくるので、風邪を引いたりしやすい傾向に。

空間認識能力を高めるオペラホリスティック!

【よく転ぶという方のために...オペラアンチエイジング空間認識能力up 発声レッスン】

「空間認識能力」ってご存知ですか!?

物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係をすばやく把握する能力のことです。この能力の高い方は物事の全体像をぱっと見て把握し、本物を見抜くことに長けているそうです。

この能力は、視覚や聴力などの協力で成り立っていて、主に右脳によってコントロールされているそうです。

実は、オペラ歌手が舞台で演技をしながら歌っているときは、マエストロの指揮を見ながら、観客を意識し、舞台セットや他の役者たちとの間隔をバランスよく取る!という凄技でステージに立っているのです。

これが慣れていないアマチュアさんだと、歌や演技に集中するあまり、隣の方とぶつかったり、舞台セットの椅子にちゃんと座れなかったり、偏った方向に立ってしまったり、舞台空間が自由に使えないことが多いのです。

オペラホリスティック®︎の「歌いながら転びにくくするレッスン」では、オペラを習いに来ている方だけでなく、どんな方でもこの空間認識能力が高まるように、歩きながら発声したり、歌ったりするユニークなオリジナルレッスンや、ミュージカルのように軽く動作をつけた歌唱レッスンも行っています。

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濱本ちか「童謡こころ美容」 奈良県たけまるホール教室

4月からOHC®︎発声アドバイザーの濱本ちか先生の講座が、二ヶ所で開講されました。
ミント神戸新聞会館KCCと奈良県生駒市のたけまるホール!

ちか先生より、メールをいただきました♪

『新しく「童謡こころ美容™」の講座が始まり、どんな出会いがあるのか緊張と期待で会場に伺いました。皆さん申し込みの時から楽しみにされていたとのことで、時にメモを取りながら熱心に受講されていらっしゃいました。ストレッチやお腹を意識した深い呼吸を実践した後、春の童謡を数曲、解説を交えながら歌いました。皆さん終始笑顔で、次回も楽しみと言っていただきました。』

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高齢者施設でのオペラホリスティック

愛媛県東温市の高齢者施設「ミュゲの里」でのオペラホリスティック

オペラアンチエイジング®︎を愛媛の施設で体験していただきました。
皆さんがお腹から声を出してくれることって、心が揺さぶ

られます。写真を撮っていた私は涙でいっぱいになってし

まいました。
全員要介護3の車椅子の方々でしたが、少しでも動く指、

知っている歌詞を大きな声で歌ってくれたり、懸命に反応

してくださった様子をみて、オペラホリスティック®︎は健康に繋がると確信できるイベントとなりました。

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OHC総監督苅谷哲郎と OHCプロフェッサー高島幸代による活動

表情筋(口輪筋)トレーニング

◆オペラホリスティック®︎表情筋を使う編◆

バレエとオペラの発声法の共通点。。。

オペラホリスティック®︎生徒Dさんからコメントをいただきました!

今日のレッスンで、口輪筋に力を入れる事を教えていただきました。
口輪筋に力を入れ、腰の位置が落ちないようにかかとに重心を置いて歌っていると、いつの間にか足が、、、!
私はバレエも習っているのですが、トゥシューズレッスンの後と同じ、いやそれ以上に膝裏が伸びたように感じました。こんなところまで筋肉を使うのかとしみじみ驚きました。
レッスンでの受ける注意はバレエと一緒です。しかし、オペラの発声法「私の口輪筋ガンバレ」です!

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【オペラ歌手でなくても、誰でも以下のようなことを意識したり、簡単にトレーニングできる方法を、オペラホリスティック®︎でお伝えさせていただいております。日常の生活の中に取り込んで、健康を維持していただけたらと思っています。】

声を心地よく響かせるには、軟口蓋を引き上げ、共鳴腔を広くすることが大切です。
こんなにも表情筋を使うのです。
日本人は後頭部に奥行きがない方が多く、なおさら意識をしないといけません。

それから、少しでもいいので外国語を発音してみることは、日本語で使わない筋肉も使うことになるので、表情筋も強化されます。
そして、歌詞の内容を頭の中で想像したり妄想したり表現することは脳の活性化にも繋がります!

オペラや外国の曲の中には、「愛してる〜」(いろんな愛の形がありますが)っていう表現を、これでもか〜って歌いあげる部分もあったりします。日常表現しないオーバーな気持ちを表現することは、なかなか気持ちのよいものです♪表情筋と連動して深い呼吸をすると、細胞の一個一個がピチピチする感じ(感じ方はそれぞれ...これは私独自の表現ですが...)がするのです。

💚トレーニング方法を学ぶには...💚
オペラホリスティック®︎アドバイザーさんによる楽しくなるレッスンをお気軽に受けてみてくださいね(年配の方や、車椅子の方でもできる簡単なトレーニングもお伝えできます)

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【自宅でできる「からだを楽器化する準備の仕方、発声練習トレーニング方法、からだのメンテナンス方法、声の出し方、食事について...」】

オペラホリスティック®︎受講生より要望がありました。
初心者の方が自宅でもオペラホリスティック®︎を学べる方法を掲載したテキストブックを作っています。多方面から、ためになる情報をご紹介いたします。

アドバイザーさんに、そのテキストブックをお渡しできるように5月には仕上げたいと思います。

💚トレーニング方法を学ぶには...💚
オペラホリスティック®︎アドバイザーさんによる楽しくなるレッスンをお気軽に受けてみてくださいね(年配の方や、車椅子の方でもできる簡単なトレーニングもお伝えできます)

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苅谷哲郎によるオペラアンチエイジング®レッスン

バリトン苅谷哲郎氏によるオペラアンチエイジング®︎の講義とレッスン風景です。

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オペラホリスティック®︎でしっかりインナーマッスルを動かして、アンサンブルの新曲に挑戦されています
4人でも迫力あります

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